もし怪我をしてしまったら
・唇や頬の内側を切った場合
土や汚れがついているときはきれいに洗った後は、清潔なタオルやガーゼで圧迫をしましょう。
その際は血が止まったかどうかを確認するために見てみたくなりますがそこは我慢して30分きっちり抑えておきましょう。
小刻みに確認していてはなかなか血が止まりません。
そして歯医者で確認してもらいます。
傷が深い場合は縫合して方が治りがはやくきれいに治りますので頑張りましょう。
・歯が折れた場合
小さいかけ方の場合はコンポジットレジンという樹脂の材料で修復可能です。
神経が見えるまでかけている場合は、受傷からの時間にもよりますが神経の処置が必要になることもあります。
また強い刺激を受けた歯は経年的に神経がやられ、腫れたり色が変わってきたりすることがありますが、適切な神経の治療、ホワイトニング等で対応できる場合が多数ですので相談してみてください。
・歯の位置が変わっている場合
脱臼一歩手前の段階で亜脱臼している可能性があります。
適切な位置に戻さないと間違った位置で固定されるためできるだけ早期の整復が必要です。
遅くとも次の日までには整復してください。
2週間ほど固定し、その次は1か月おきに半年ほど経過観察を行います。
神経の処置が必要になる場合があります。
・歯が抜け落ちた場合
歯の脱臼といいます。
抜けた歯を乾燥させるのが一番よくありません。
汚れがついている場合はきれいに洗います。
この時、気を付けるのがごしごし洗いすぎると歯の表面の大切な膜がとれてしまうので洗い流す程度で大丈夫です。
その後は、保健室などにある歯の保存液、牛乳等がない場合は舌の下でもいいので乾燥を防ぎできたら30分以内に歯科医院を受診しましょう。
穴にきれいに戻し2週間ほど固定します。この処置に関しては時間との勝負になるため急いでください。
予後はなるべく受傷後早いほうがよいです。
神経の処置が必要になることが多いですが、歯を残すためには必要なことなので、部活が忙しくても治療に通いましょう。
以上、怪我と事故はいつ起こるかわかりませんので参考にしていただけるとありがたいです。
松山市の歯医者 あいはら歯科クリニック院長 相原大樹でした。
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